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2008年02月23日

リアル世界を例にしたアクセスアップ対策

[サイト運営]
言い古された言葉かもしれませんが、アクセスアップはリアルな商売繁盛、特にレストランなどの飲食店経営にそっくりです。アクセスアップしたいけど出来ないと嘆く諸君は、具体的な話に置き換え見直すと何かヒントが見つかるかもしれません。

ブログでの商品はエントリです。まずは売る商品を決めなくてはなりません。特に柱となる商品ジャンルは絶対に必要です。ハンバーグショップでラーメンを期待する人はいません。何屋だか判らない店はその時点で既にダメなのです。あなたは何を作るのが得意ですか?本格フレンチ?中華?和食?・・・それともいいとこ取りの中間斡旋業ですか?

ブログを始めたまでは良かったけれど・・・という人は、この段階からボタンの掛け違いをしているような気がします。売る商品がないのであれば、集客を過度に期待してはいけません。大繁盛しなくても近所のおじさんを対象にした小さな飲み屋でいいという割り切りも必要です。

柱の商品が決まったら、出店場所を決めなくてはなりません。大規模なショッピングモール(大手ブログサービス)に出店するのか、単独で賃貸契約(レンタルサーバ)を結ぶのか、それとも自前の土地(自宅サーバ)に建てるのか・・・

手っ取り早い集客は大規模ショッピングモールが有利ですが、店舗間取りや内装にかなり制限があります。また、集客力や特徴は結構違いがありますし、土日は客が集まりすぎてモールに入れないこともあるようです。ただ、リアルと違って出店料はかからないところが多いようです。

賃貸契約は内装、間取りなどは比較的自由度が高いですが、出店費用と店舗維持費用がかかります。ちょうどいい間取りの出店場所と契約したら、内装関係は自分でやらなければなりません。自前の土地への出店はさらに自由度が高まりますが、こちらは店舗の設計から建築・内装に至るまで全て自分で行うことになるのが少々大変かも知れません。リアル世界では「一に立地二に立地、三、四がなくて五に立地」といわれるくらい立地条件は商売に大きな影響を与えますが、ネットではリアル世界ほどの影響はないようです。

出展場所が決まったら、店舗デザインや店の名前も決めなくてはなりません。店のイメージは第一印象がとても重要です。きれいでインパクトのある店舗デザインは、それだけで集客力がアップします。また、店名が集客力にあたえる影響も無視できません。覚えやすく印象に残る店名はそれだけでも強みです。これらはサイトデザイン、サイト名と重ね合わせて考えることが出来ます。

店を建て、商品も作れるようになりました。次はお客さんを呼ばねばなりません。リアル世界でも広告宣伝(告知)は集客に大きな影響を与えます。リアル世界では建物を建てるだけでも人の目に入るので、自然に客が来ることがありますが、ネットでは呼び込みや宣伝をしないと認識すらしてもらえません。リアルではチラシを配ったり電話で勧誘したりTV・ラジオなどでCMを流すなどしますね。ネットではチラシ配りはTBやコメント、メディアの取材は検索エンジンとかはてブとかかもしれません。中にはチラシ配りや電話勧誘をやりすぎてしまう人もいるのは御愛嬌です。

宣伝の効果が表れれば一時的にお客は増えます。ただ、来てもらったお客が再び来店してくれるかどうかは分かりません。来てもらっても店が不衛生であったり商品がまずかったり接客が悪かったりしたらお客は二度と来ません。「クリックしてね」は要らない商品を機械的にセールストークしてくる店員と同じようなイメージがあるんですが、どうでしょうか。また、再来店してもらってもいつもと全く同じであったりしたら、次第に客足は遠のきます。店舗を維持するには、絶えず宣伝して新しいモノを提供し続けなければならないのです。

俺の場合はこのあたりでうろうろしてる状態かな。逆に、よくここまで来たなぁという感じですね。ここから先は一気にハードルが上がるような気がしています。そこそこ流行る店は工夫と地道な積み重ねで到達可能ですが、大繁盛する店はそれだけでは作れないんですよ。

リアル世界で大繁盛する店は大体が「目的店」となっていて、大ヒット商品など、その店独自の品を目当てにお客が集まるのです。それは販売しているものだけとは限りません。その店にいけば有名人に会えるとかというのも目的のひとつです。有名人のブログに人が集まる理由のほとんどはこれですしょうね。繁盛が続くと人が人を呼ぶようになり、評判は勝手に独り歩きし始めます。ネットでも多分同じような現象が起こっているに違いありません。そして、それは多分アルファなんとかになる一歩手前な状態なのかも知れませんね。



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posted by oyajiman at 2008年02月23日 01:14:49



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