Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2007年12月01日

拷問列車

[だめだこりゃ]
俺は先日、終電間際の電車で帰路についた。俺は車内で筒井康隆が書いた本に意識を奪われていた。駅に止まったのも気がつかないくらい熱中して読んでいたのだが、とある駅を過ぎてから異様な匂いが俺を現実に引き戻した。

その匂いは何日も頭を洗っていない頭髪の匂いと大便の匂い、そして腋臭が混じったような強烈なもので、思わずその場を立ち去りたくなるような匂いであった。鼻から空気を吸うのをやめようかと思ったのだが、その匂いの物質が直接口の中に入ってくるのはもっとおぞましく感じられた。気分が悪い匂いという段階ではなく、それはまさに拷問の域に達していたのである。

その匂いの主は断定できなかったが、多分俺の斜め前の席にいた奴だと思う。そいつのとなりに座っている人はどんな気分であっただろうか。回りの人間にはなにも罪は無い。それなのになぜこんな匂いで責められなくてはならないのか。

タバコの匂いを嫌いな人は多い。しかし、コロンや体臭だって度を越せば同じ事だ。コーヒーを飲んでいるときに強烈な香水の香りをさせる奴が入ってきたら、とても気分が悪くなる。その時点でこのコーヒーの価値はゼロになる。その香水アホウにコーヒーの代金を請求したいくらいである。食事でも同じだ。ああいった人間は、自分の匂いに気がついていないのであろうか。

しかし、もしかしたら自分も匂っているのかもしれない。そしてそれは自分で気がついていないだけなのかもしれない。そんな強迫観念にかられる出来事だった。

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posted by oyajiman at 2007年12月01日 01:20:33



コメント

通りすがりのおせっかい

ときどき立ち寄ろうとしますが,
1.接続が拒否される
2.パスワードを聞いてくる

などが頻繁におこっていますよ.サーバの設定がおかしいのでは.
オーバーフローが起こるほどアクセス数は多くはないサイトなので...
2007年12月01日 07:57:31

oyajiman

そうですか、ちょっと思い当たるフシもあるので、別途エントリします。
2007年12月01日 09:31:50

ちゃん

初めまして
ブログピープルから参りました。
おやじまんさんの記事が楽しみで毎日読ませて頂いてます♪…なのにご挨拶が遅くなってしまってすみません

私は昔、結婚式場でのドリンクサービスのアルバイトをしていたのですが、そのホテルに物凄いワキガの人がいました。
その強烈さと言ったら、担当者の方がその場にいなくとも、
「あ、今日の会場の担当あの人だ」
と分かるほど。(何十畳もある会場全体に漂う強烈さ)
仕事仲間では「ワッキー」と密かに呼んでおりました。

せっかくの門出の日に料理と混ざるワキガ臭。
違う意味で涙が出るんじゃないかといらぬ心配をしたものです。
私達も涙目で(そして吐きそうになりながら)仕事をしたものです。

…懐かしい(といえば懐かしい?)思い出です(苦笑)
2007年12月02日 11:24:47

oyajiman

ちゃんさん、ども。

ホテルマンでワッキーはヤバイだろって感じですね。一応ほかのところよりは高い金を取るところでワッキーはいかんよチミィ、責任者出せ責任者を!

まぁ、
体が"腐った魚"の臭いに ー 魚臭症候群とは
http://x51.org/x/06/08/1554...
みたいな話もあるのですけれどもね。
2007年12月03日 01:13:02

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