メモリをデュアルチャンネルにした効果は確かにあるようだ。
では、次はビデオカードを追加してみよう。ビデオカードだけの効果を見るために、メモリは1枚に戻しておく。あまり関係はないと思うが、一応チップセット内蔵のグラフィック機能は無効にしておく。結果は次のとおり。
メモリ1GBシングルチャンネル+GeForce8400GS
3DMark05 3438
HDBENCH 拡大 3DMark03 拡大
おお、やはりビデオカードはグレードアップの王道の中の王道だな。3DMark03,05とも大幅にスコアを伸ばしている。だけど、なんだかHDBENCHは今ひとつ。グラフィックに使用されていたメインメモリが開放され、メモリのスコアがあがるのは理解できるけど、ビデオカードを入れたのにグラフィックのスコアが落ちるのはなぜなんだ?
では、最終形、メモリもビデオカードも追加して計測してみよう
メモリ2GBデュアルチャンネル+GeForce8400GS
3DMark05 3444
HDBENCH 拡大 3DMark03 拡大
当たり前だけど、今までの中ではどのベンチマークも一番いいスコア。結果としては、メモリスピードアップはHDBENCHの結果に有効で、ビデオカードは当然ながら3D性能を格段に向上させてくれるようだ。投資15000円弱でHDBENCH8.7%、3DMark03で322%、3DMark03で306%のスコアアップなので、投資対効果としてはまずまずといえるかもしれないね。