既に御存じの方も多いと思うが、W-ZERO3の高速化サービスをさらに高速化する専用ソフトが発表になっている。
WILLCOM|W-ZERO3シリーズにおける「高速化サービス」の拡張について
もともと俺は高速化サービスを導入していたので、早速入れてみることにした。この専用ソフトは、W-ZERO3から専用サイトにアクセスすれば手に入る。だが、罠といったら多げさ過ぎるかもしれないけれど、ちょっとしたトラップが仕掛けられているので注意されたい。どんなトラップかというと
1、このソフトはダウンロードして開くでインストールするのだが、ダウンロードして保存したファイルからはインストール出来ない。
2、Operaからはインストールできない。
3、miniSDカードにはインストールできない。
4、そして、そんなに速くならない。
というものだ。
PocketIEなんて記憶からも危うく消えてしまうところだったので、Operaからインストールできないことに気がつくまで数回ダウンロードしてしまった。ダウンロード途中で止まったようになるので気がついたのだが、なんでPocketIEからだけしかインストール出来ないのか理解に苦しむ。
インストールが終了すると、ソフトウエアリセットをするか?というダイアログがでて、「はい」とやるとリセット後このソフトが有効になる。
インストール後の挙動は、webサーバがgzip圧縮して送信しているような感じに似ている気がする。以前このサーバで
NP_Cacheというプラグインを使っていたときにgzip圧縮をしていたのだが、そのときの表示のされかたにそっくりだ。もしそうだとすれば、一端どこかでキャッシュして圧縮し、W-ZERO3に送っているという流れなのかもしれない。ただ、この方法ではそんなに速くなることは期待できないと思う。何故なら、パケット量は減るかもしれないが、W-ZERO3は展開するためのパワーがいまいちであるためだ。実際、考え込むような、動作が止まった時間が増えるように感じる。このパケット量の減少による時間短縮と展開に要する時間の差が高速化ということになるのだろうが、それほど目に見えた効果は無い。
やはりこんな小手先のテクニックよりも、本体のパワーアップと元回線の高速化が必要だな。