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2007年03月16日

ナントカ還元水で500万円がどうした

[だめだこりゃ]
なんだか某大臣の水道料で盛り上がっております。
J-CAST ニュース : 1本5,000円?6,300円? 疑惑の松岡大臣が飲んだ「ナントカ還元水」

水道代としての月額42万というのは、一般家庭から見ればとてもでかい額なのは確かです。事務所の費用として、これを本当に水に使ったなんて誰も信じる訳がありません。1リットルで1万円以上の水を買うって話も怪しすぎです。

ですが、もう少し違う面から考えていただきたい事も多々あります。

高々年間500万の話に、年収数千万は下らないであろうと思われる議員さまが何時間費しているのですか?24時間365日働いた換算にしても、仮に年収1200万だとすれば一人時間あたり1370円金が飛んでいるのですよ。

それから、この500万を解明することによって、どのくらいの効果があがるのかさっぱり解りません。そんなことより、数百億単位で討議する内容ってあるんじゃないでしょうか。

こういう話は企業でもよくある話で、経理とかがちょっとした費用の無駄遣いに大騒ぎする訳ですよ。で、それを削減することによってどのくらい改善するかというと、全く影響が無いレベルだったりすることも多いんですね。それよりもっと大きなことに時間を費すほうが大きな改善が見込めることのほうが多いのですが、実感を持てる金額の方が話が盛り上がりやすいのも事実ですから。あほかって感じですね。

この話だけでいえば、「水」だけに焦点を当てるのは大きな間違いで、もっともっと大きな金額が動いているはずです。水を突破口におかしい点を解明していくのであればいいのですが、同じ穴のムジナがやってることですから手を付けられたくないところが言及されることはまずないでしょう。みんな、この水だけで騙されているんですよ。わかってますか?

この件は、絶対にこの水の話だけで、うやむやになって終わりますよ。高々500万で盛り上がるなんて、政治家も暇ですね。こんなの言及したって、どっかの政党のカブなんて上がりません。まぁ、選挙に向けてのネガティブキャンペーンの一貫でしょうけどね。



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posted by oyajiman at 2007年03月16日 08:16:00



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