Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2006年12月17日

はたして顧客は本当に信頼性で製品を選ぶのか

[MSあれこれ]
Microsoftはこんなページを立ち上げたりして、信頼性が低いというイメージ払拭に躍起のようです。
「Windowsの信頼性はLinuxより優れている」,米Microsoftが依頼した調査結果を発表なんてこともしているようですね。

顧客は本当に信頼性の高い低いで製品を選ぶのでしょうかね。もっともっと違うファクタも多く絡んでいるはずです。会社同士の繋がり(利害関係)とか、経営陣のスタンスとかが大きく絡むものであって、決して信頼性だけではないはず。

俺はLinux派なので、その点を割り引いてもらえれば幸いなのですが、ここまでMicrosoftが躍起になる理由は、本当に「信頼性が低い」からなのではないのでしょうか。たぶんMicrosoftは事実以上に信頼性が低いと思われていると判断しているのでしょうが、信頼性が低いシステムもあるからこそこういった話が出るのであって、火の無いところから立った煙ではないように思うのです。それは多分にMicrosoft社だけの責任ではなく、アプリケーションの出来の悪さがかなり関連しているのではないかと思います。自由度も高い分、出来の悪いのも相当数出回っているんじゃないかと…

感覚で申し訳ないのですが、WindowsにはMicrosoft社しか知らないスイッチが沢山あり、そのスイッチを知らず知らずに押してしまうアプリがあるのではないかと思うのです。その点、ソースが公開されているLinuxは、ソースさえきちんと読めればスイッチの在処がかなり明確に把握できるのではないのでしょうか。

しかし、Windows以前の堅牢と言われたシステムで、こういった信頼性の話はあまり出てこなかったようにも思います。信頼性は高くて当り前で、システムダウンなどもってのほかだったのではないでしょうか。それが「信頼性」が争点になるってのは、どんなものなんでしょうね。

はっきり申し上げれば、Microsoft社が「Microsoftの製品は最高!」という評判が立つものを作ればいいだけなんですよ。自前で「うちのは最高ですよ!」なんて騒いだって胡散臭いだけで、逆効果なんじゃないのかなぁ。


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posted by oyajiman at 2006年12月17日 08:23:00



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