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2006年12月06日

間違いを発見する能力

[うんちくん]
先日からある商品の受注を取りまとめるはめになった俺。一人じゃとても入力できるもんじゃないので、人を使って入力をしているのだが、恐ろしいくらいに間違いが多い。

単純作業は人によって非常に苦痛であるのはよくある話なのだが、このような定形作業の間違いが多い人には、
1、間違って当り前という意識がない
人間がやる事であるから入力などは間違って当り前なのだが、自分は間違えないという意識が強い人はまずもって間違いも発見出来ない。
2、作業をパターン化できない
どこにどのように入力すれば効率的か考えることが出来ない。つまり、システムの特性を理解する能力に欠けている。
3、自分勝手に省略してしまう
後のチェックの事をあまり考えていない。

という傾向がみられる事が多い。要はめんどくさいから取り敢えず終わらせてしまえという感じなのだ。

作業の中で間違い探しほど不毛な時間はない。だからこそ出来る限り間違いがおこらなくするように入力フォームなどを工夫するのであるが、システムの特性を理解できないまたは理解する気のない人にはそういった工夫も全く意味のないものになってしまう。また、あとで確認しやすくするためには変な省略などせずに書いてあることを一字一句そのまま入力してもらった方がいいのだが、間違いの多い輩に限って自分さえわかればそれでいいといったスタンスで作業を進める傾向が非常に強い。

入力の間違いを少なくするためには、まず入力の項目を出来る限り少なくすることが一番重要で、その次に重要なのは間違いを発見しやすくすることだろう。しかし、後先考えない輩のなんと多いことか。

間違いにはツボがある。様々なデータのチェックを行っている人は、その間違いを見つける勘処をよく知っている。それはセンスに近いものではあるが持って生まれたものではないだろう。自分の作業をしっかり見直ししているうちに段々ついてくる能力だと思う。俺はそれをダンプリスト打ち込みなどで身につけた。それがこういう作業のときはとても役に立つ。

独断と偏見で言わせてもらえれば、このような単純作業を確実に行えない人(間違いの多い人)は何をやらせてもまともに出来ないことが多い。仕事が速く確実な人は、自分なりにその仕事をパターン化して効率をあげていく工夫をしているものだ。それは結局のところ自分を見直すことであり、自分を磨きあげていくという意識そのものだからである。


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posted by oyajiman at 2006年12月06日 10:15:40



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