パソコンと携帯電話を統合する--Windows Mobileの実力とは - CNET Japan
W-ZERO3だけでしかWindows Mobileに触ったことがないので断言するわけにはいかないが、Windows Mobileはそこそこ使えると思う。あのくだらんActiveSyncは、Winindows95のころにすばらしい機能みたいに持ち上げておきながらほとんど使うことの無かったブリーフケースの焼き直しでしかなく、全く不必要だと思うが。
しかし、使ってみると機敏さが全くないくせにソフトを終了させメモリを開放すると言う概念がない恐ろしく矛盾したコンセプトのOSで、少々面食らった。小さく作れるはずのOSで動作が緩慢というのは、某社の技術力を端的にあらわしているように思う。それなりにマルチタスクしているようだが、表示はスクリーン切替みたいなもんだし、ちょっと重いソフトを開くと無反応状態になりやすい。こんないいかげんなOS、何がいいんだろう。バンドルされてるIE Mobileは最低の表示だし。
良く考えてみると、W-ZERO3のような端末で使うのはメーラ、ブラウザ、スケジュール管理ソフト等が主で、後考えられるとすればエディタ、Office関連くらいだろう。じゃ、これらをなんでWindowsで処理しなくてはならないのか理解に苦しむ。みぎならえでWindows Mobileというのもわからなくはないが、唯一のアドバンテージであるMSOfficeがアドバンテージでなくなった場合、Windows Mobileを採用するメリットはあるのだろうか。