Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2006年04月08日

とある医療機関の話

[つれづれなるままに]
ちょっと体の具合が悪くて久々に病院に行ったのですが、その病院は新たなシステムを導入していました。

俺が行ったときは運用開始2日目で、初日は多少の混乱があったのでしょう、入口で「新システム導入により、ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが…」なんて説明を受けました。

ぱっと見た目ですが、良く検討されているなと感じたシステムです。

多分、この病院の最大の問題点は、待ち時間が長いということだったと思います。推測ですが、前のやり方は
受け付け→診察→処置→会計
と、そのままの順番で行っていたため、個々のプロセス終了まで次のプロセスに移れず、結果として待ち時間ばかりが増えていったのではないかと思われます。

そこで新システムでは
受け付け→診察→処置
       →会計データの引渡しと計算→会計
と、診察終了後に会計のデータをあらかじめ計算させ、会計時の待ち時間を短縮させているようでした。

また、もうひとつの大きな待ち時間である
受け付け→診察
のプロセスですが、こちらは予約による診察時間の割り振りによって混雑を平坦化させていました。

実際、運用2日目にもかかわらず、初診なのに2時間もかからずすべてが終了しました。前だったら、初診であれば4時間くらいはかかっていたような気がしますので、かなりの短縮が計れているのではないかと思います。

このシステム導入時、いろんなケーススタディと運用のトレーニングをされたのでしょうね。そのせいか混乱もなく、それ以上に業務のフローが明確になったためなのか、サービスレベルも上がったんじゃないかなとさえ思いました。すっげー応対も良かったもの。

あまり混乱していないのにはちょっとびっくりしちゃいましたね。ま、医療関係ではある程度確立されつつあるシステムなのかも知れませんが…こういったシステム導入なら大歓迎ですね。あとはどのくらいコストがかかったのか、だけかな?


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posted by oyajiman at 2006年04月08日 00:33:00



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