Linuxからアホ話まで、何でもありでござる
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2018年03月02日

カダカ

[おやじのみた映画]
DNA操作で生まれた"適正者"だけが優遇される近未来の話をレトロっぽく作り上げた作品。この微妙なアンバランス感が最後まで不思議な感じで残る。一世代前のSF映画とマフィア映画に出てくるようなファッション、ルイ・マルやフェリーニを思わせるような画面構図、ゆっくりとした話の展開など、昔のアメリカ映画の俳優と昔のヨーロッパ映画の作風を合わせた作品といったところか。

俳優陣はイーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウとかなり豪華である。

DNAに欠損などがない人間を優遇していく話は、本当になりそうで笑えない。ただ、環境に適応した遺伝子を持つものだけが残っていくのは自然の流れであり、何をもって「完全な遺伝子」とするかで変わってくる。そういう点ではやっぱりSFだよね、という感じ。

ストーリー自体は盛り上がりも少なく坦々と進むが、ちょっとしたワンシーンが印象的だった。

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2018年02月28日

フライト・ゲーム

[おやじのみた映画]
「これは凄い!」と思った96時間のリーアム・ニーソン主演。今回はちょっと影のある航空保安官だ。
NY発ロンドン行旅客機の警備のため、客を装って乗り込む航空保安官のビル。真夜中、彼の携帯に指定の口座に送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺すというメールが届く。悪戯か本気か半信半疑でいるうちに、1人目の犠牲者が出てしまう。ビルは乗客を拘束して荷物や携帯を調べるが、何ひとつ手掛かりは見つからない。乗客名簿を調べた保安局は、「全員問題ない。お前以外は」とビルを疑う。彼には暗い過去があり、今もある問題を抱えていた。さらに犯人の指定口座がビルの名義だと判明する。2人目、3人目と犯行は繰り返され、機内の疑惑と緊張感が頂点に達するなか、次のタイムリミットが迫る──!
じわじわと犯人に仕立てられていく主人公。罠はなかなか巧妙で、次第に誰も信じられなくなっていく。このあたりの話の展開は緊張感があってとても良い。また、誰が犯人かも最後の最後まで絞り込めない。このあたりは「わかりやすい=観ている人は理解力が低い」という構図で作っている日本のドラマとかとは大違いである。

リーアム・ニーソンはやっぱり強かったけれど、ちょっと憂いのある感じが最高に似合うなー。

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2018年02月26日

マチェーテ

[おやじのみた映画]
この映画の主演、ダニー・トレホをみたことがない人はいるだろうか。あらゆるアクション系の悪役とかで出て来る彼だ。もう、一目見るだけで悪人っぽい。

そんなダニー・トレホがはじめて主役を張った作品がこれだ。

この映画、最初からぶっ飛びである。バシバシ殺す。殺し方も超残忍で、首チョンパとかの連続だ。そう、これだよこれ。こういう映画が観たかったんだよ。

で、なんとダニー・トレホの敵役がスティーヴン・セガールとロバート・デ・ニーロという、贅沢な配役。話は結構バカバカしいのに。このロバート・デ・ニーロ演ずるマクラフリン上院議員は、メキシコからの移民を弾圧する上院議員という役で、トランプかよ!とか思ったのは言うまでもない。

マチェーテを捜査するI.C.E.捜査官はダークエンジェルのジェシカ・アルバ、移民のために戦う女革命戦士役はワイルド・スピードのミシェル・ロドリゲスなど、女性陣もなかなか。

こういう映画、もっと作って欲しいなぁ。

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2018年02月25日

ビッグ・アイズ

[おやじのみた映画]
ティム・バートンが監督ということで観てみた。

アンディ・ウォーホルですらその魅力を認め、60年代アメリカで一大ブームを巻き起こした、絵画<ビッグ・アイズ>シリーズ。
作家のウォルター・キーンは一躍時の人となる。しかし…。その絵画は1枚残らず、口下手で内気な彼の妻、マーガレットが描いたものだった!
セレブ達と派手な毎日を過ごす夫、1日16時間絵を描き続ける妻、そして10年…。
心の内のすべてを絵で表現してきたマーガレットは、「このままでは自分を失ってしまう! 」と<告白>を決意。
だが、天才的なウソつきのウォルターは「妻は狂っている」と反撃、遂に事態は法廷へともつれ込む…。
ティム・バートンといえば、シザーハンズに代表されるような、子供が夢をみているような映画を取らせたら天下一品の監督だと思う。結構どぎついような色使いも全くおかしさを感じさせない。

そんなティム・バートンが実話を描いた。話自体が実話とは思えないような話であるが、実話としての重さはしっかりとある。エイミー・アダムスは好みの女優だし、最後まで面白く観れる作品なのは確か。でも、実話なのでティム・バートンの良さはちょっとスポイルされているかなーとは思った。

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2018年02月24日

赤ずきん

[おやじのみた映画]
赤ずきんの物語を知らない人はいないだろう。

グリム童話「赤ずきん」が生まれたのは、今から何百年も前のこと。時は流れ、美しく成長した赤ずきん、その名はヴァレリー。彼女は今、危険な恋の真っただ中にいる。
親が勝手に決めた結婚から逃げるため、すべてを捨てて愛するピーターと旅立つと決めたとき、ヴァレリーの姉が何者かに殺される。有名な人狼ハンターのソロモン神父が駆けつけ、満月の夜にだけ狼に姿を変え、普段は人間として村に住んでいるはずの犯人を必ず倒すと宣言する。やがてヴァレリーは、犯人の目的は自分を連れ去ることだと知る。ダークブラウンの瞳でヴァレリーをじっと見つめるは、もしかするとピーターか、それとも婚約者のヘンリーか?愛と恐怖に引き裂かれるヴァレリーを待ち受ける、驚愕の真相とは―――?
オリジナルの赤ずきんの話を押さえつつ、新たな解釈を加えた物語の展開はなかなかおもしろかった。特に「人狼は誰なのか?」というところは最後の最後まで決定的なポイントが見つからず、消去法でも絞り込めない。

この作品、特徴的なアマンダ・サイフリッドの目が非常に良いインパクトを与えている。ソロモン神父役のゲイリー・オールドマンもいい感じ。それほど期待していなかったが、なかなかおもしろかった。

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2018年02月23日

ロックアウト

[おやじのみた映画]
リュック・ベッソンが放つSF超大作!という言葉に惹かれて観る。

まぁそれなりに面白い。

だけれども、最後の地球に戻ってからが少々いただけない。大統領は権利を剥奪されたんじゃなかったっけ?とか、レニー・ジェームズ肩持ちすぎでおかしかったよねとか・・・おっとその前に、宇宙ステーションから飛び出して落ちるほど地球の引力は作用していたのかな?という疑問も。まぁ娯楽作品なんで、堅いこと無しで行こうか。

それにしても、囚人をコールドスリープさせるというのはいいアイディアかもしれんな、とか思う俺はちょっと頭のネジがおかしいのかもね。

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2018年02月22日

ブラッド・ダイヤモンド

[おやじのみた映画]
主演 レオナルド・ディカプリオと聞くだけで、それなりの大作なんだろうなーと思ってしまう。内容は「1999年、アフリカのシエラレオネ共和国。ダイヤの密輸に手を染める元傭兵と貧しいながら幸せな生活を送る純朴な漁師。交わるはずのなかった二人の人生が、運命に翻弄され動き始める。」by Amazon である。

面白いし時間を感じさせないまま話は進むしちょっとハラハラ・ドキドキするし最後はそれなりにグッとくるしで、いわゆる「ソツのないとても良い映画」だ。

だけど、なんでか知らんが記憶に残らない。頭に焼き付くようなワンシーンが無いんだよな。悪いところなんてあまり無いんだけど・・・精神的にきついところもそんなに無いし。親父が子ども兵士にされた息子に殺されそうになって息子を殺してしまうとか親父が殺されるとか、理不尽すぎて気持ち悪いみたいなところが無いからかもしれん。ま、そんなの映画に誰も望んでいないんだろうけどね。

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2018年02月21日

最高の人生の見つけ方

[おやじのみた映画]
先日見た「ショーシャンクの空に」の流れで、モーガン・フリーマンが出ている「最高の人生の見つけ方」を見た。

個人的には原題の「The Bucket List」のままでいいんじゃね?と思う。別に「最高の人生」じゃねーし。

それでも名優2人にはジーンとさせられた。特に凄いシーンとか盛り上がるところとか無いんだよこれ。だけどグッと来る。意味わからん。

ミザリーを撮った監督なんだよロブ・ライナーって。これも意味わからん。

いい映画だ。

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2018年02月20日

ショーシャンクの空に

[おやじのみた映画]
この映画、実はずっと食わず嫌いしていた。なんでか知らんが手が伸びなかったのだ。理由は多分「いい映画だよこれ」という評判。いい映画と呼ばれているものはいつでも手に入る。だから焦って観る必要はない。だが、評判でない作品はタイミングを逃すと二度と見ることが出来なかったりする。なので俺の中では誰が見ても高評価な作品は優先度が低くなってしまうのだ。そのくせ、この映画の内容は全く知らなかったりする。

もう一つ敬遠していた理由は、きっとこの映画のスチール写真である。なんつーかなぁ、感動モノですよこれというにおいがプンプンするわけ。俺は「名作」より「B級ホラー」に手が伸びる性格で、映画の好みは「感動」や「希望」や「リアリティ」よりも「恐怖」と「絶望」と「虚構」なので、どうしても優先順位が落ちてしまう。

だけどやっぱり面白かった。といいつつ、最後に箱の中から銃が出てきて、やっぱり嫁&間男殺しはアイツだったのか!みたいになるのかと期待していたが、とてもいい終わり方でちょっとがっかりしたのはナイショだ。

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2018年01月24日

「96時間」はすごかった

[おやじのみた映画]

つらつらっとAmazonのPrimeビデオのページを眺めていたら、「96時間」という映画に目が止まった。この作品、評価者が399人で評価点は4.4、脚本はあのリュック・ベンソンとのこと。これは間違いない。超面白いに違いない。

観はじめると、どんどん映画の中に引き込まれる。最初は冴えない感じのブライアンだが、その能力の凄まじさが次第に明らかになっていく。ちょっと凄すぎて現実離れしている感もあるがこれぞ娯楽映画ということなんだよね。

驚くのは、ブライアンが絶体絶命のピンチになるシーンが非常に少ないのに、観ている方の心拍数が上がってしまうことだ。発生した問題をどんな手を使ってもクリアしていくその様は、「なんでこの映画が話題になってないの?」と思える程である。内容ではミッションインポッシブルとかトランスポーター以上だ。

いやー面白かった。

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2018年01月23日

ゴースト・イン・ザ・シェル

[おやじのみた映画]

AmazonのPrimeビデオに、昨年公開されたゴースト・イン・ザ・シェルがあったので観てみた。Amazonの評価は299人の評価で星3つである。これが何を意味するか、観てみなきゃと思ったのだ。

街の中の描画は劣化版ブレードランナーである。全体的にチャチな印象は最初から最後まで変わらなかったし、たけしもかなり残念。そもそもたけしって何言ってるかわかんないんだよね。バトーが義眼になるまでとか、素子の素性がわかるまでとか、全体的にくどい説明映画みたい。スカーレット・ヨハンソンはちょっとムチムチ過ぎだし、何よりゴムのスーツみたいな感じがダメダメ過ぎて泣けた。

星3つって評価甘いよね。アニメ版が無かったらもう少し評価は違ったかもしれんが、押井守の作品があるから評価は厳し目に成らざるを得ないよなぁ。


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2018年01月09日

マン・オブ・スティール

[おやじのみた映画]
スーパーマン リターンズを観たので、マン・オブ・スティールも観てみた。

出だしから話がちょっと重い。コミック感がないよこれ。だけど、内容はスーパーマンⅡに準拠していたのでまあよし。

ただ、配役が・・・スーパーマン役のヘンリー・カヴィルはちょっと野性味がありすぎだし、ゾッド将軍のマイケル・シャノンは感情的で冷酷さが感じられない。全シリーズではかなり端折られた親父ジョナサン・ケントもちょっとウザい。ロイス・レイン役のエイミー・アダムスは個人的に好みなので許す。

特撮(死語)はこれでもかというほどで、とにかくスーパーマンを含めた宇宙人が地球の建物などをぶっ壊しまくる。壊しまくりすぎて途中から観飽きたくらい。全シリーズの一作目も時間を戻すという大技を炸裂させて興ざめしたが、これもやり過ぎの部類に入ると思う。そのくせドキドキしないのである。だめじゃん。物語をいじりすぎだねこれ。

ということで、個人的には前のシリーズのほうが娯楽作品としては上だと思う。ま、面白かったけど。

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2018年01月08日

スーパーマン リターンズ

[おやじのみた映画]
ちょっと前に、何の気なしにスーパーマンを観た。元気な頃のクリストファー・リーブが懐かしい。彼はまさにコミックから飛び出たスーパーマンそのものだった。だからスーパーマンも大好きな映画だ。

特にスーパーマンⅡはお気に入りのかなり上位に来る作品。今見ると特撮がチャチだがそんなの関係ない。とにかくストーリーが単純に秀逸だし、ゾッド将軍のテレンス・スタンプ、レックス・ルーサーのジーン・ハックマン、ジョー・エルのマーロン・ブランドなど、配役も素晴らしい。ゾッド将軍はマジでムカつくし怖い。レックス・ルーサーは勝てない者には媚び諂いながらもちゃっかりとおこぼれを預かろうとする意地汚さが最高だった。対するスーパーマンは地球の平和よりも自分の幸せを優先してしまう始末。

で、このスーパーマン リターンズは、ゾッド将軍を倒した5年後の話という設定らしい。音楽は前作のままだが、スーパーマンはブランドン・ラウスに、憎きルーサーはケヴィン・スペイシー、ロイス・レインはケイト・ボスワースへと様変わり。それでもスーパーマンとルーサーは全く違和感なしである。

このシリーズはこの作品にて終了というか無かったことにされているらしい。で、新たにマン・オブ・スティールがシリーズ化されている模様。

うーん、俺は昔のほうが好きだなぁ。

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2017年12月30日

砂の器

[おやじのみた映画]
鬼畜を観たら「砂の器」も観なきゃ。俺の中では泣ける映画No.1がこれ。はじめて砂の器を観たのは、もう40年以上前、たしか中学生の頃だったと思う。ということで、砂の器を改めて観た。

この映画、内容もさることながら日本の美しい四季が見事に表現されていて素晴らしい。秀夫と千代吉が旅をするシーンはなんど見てもいい。

改めて気がついたのが秀夫と千代吉のセリフの少なさである。素晴らしい映像には言葉はいらない。表情、仕草だけで全てが伝わってくる。必要以上の説明的なセリフは作品を陳腐化させるだけなのだなと改めて思った。

最近のディズニー映画を好きになれないのがこのあたりだ。ダンボは良かった。セリフがなくとも全てがわかった。古くから演じられているバレエもそうだ。言葉はさほど要らないのである。

千代吉が施設に運ばれていくシーンは何度見てもグッとくる。施設で秀夫の写真を見た千代吉の反応も胸が苦しくなる。鬼畜でもそうだが、「こんな人知らない」と拒絶をしなければならない心情を思い量るとやるせない。いい映画だなぁ。

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2017年12月29日

「StarWars最後のジェダイ」観てきた

[おやじのみた映画]
観ましたよ「StarWars最後のジェダイ」。

なんと言ったらいいものか・・・面白いといえば面白いんだけど驚きはない。それどころか「なんで?」みたいなところも多く、結構残念な出来だとしか言えない。

もともとStarWarsは科学的におかしい点は多々ある。最たるものは宇宙空間を飛行する際に飛行音がするところ。こういうところは「科学的に正しい」<「感覚的にマッチしている」という優先順位付けだろうから良しとしてもいい。だが、「そんな手があるんだったら最初からやって被害を最小に留めろよ」みたいなストーリーの展開はかなりいただけない。もうアホかとバカかと。リスク管理も出来ないリーダーに率いられた部隊は悲惨だね。

ファースト・オーダー、レジスタンスともにダメダメリーダーぶりを発揮しすぎていて全く笑えない。物語が超チープになっているのはそのあたりの薄っぺらさだ。これがシリーズ最大の衝撃作とは。お世辞にもそんな作品とは言えない。

更に言うと、全く物語に関係のない「ポーグ」とかいうウケだけを狙ったようなキャラなど、見ていて興ざめしまくりである。あーあ、って感じ。薄っぺらすぎるよ。

面白いことは確かなんだが、最近のディズニーの「どう、面白いでしょ?」感が鼻について気持ちが悪いのである。なんだかエピソード9もあまり期待できない感じがするなぁ。

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